風吹く時間

2008年9月17日 ゲーム
風吹く時間
大海戦から一夜明け

リスボンにて次の出航準備を進めていた所
知人の腕利き造船職人と出会った

彼女曰く「コラーゲンを補充した」とご機嫌の様だった

こらーげんとは何なのかあまり良く分からないが
彼女のシワについては深く探ると痛い目を見るのでやめておこう

彼女と暫く雑談をしていると
続々と以前所属していた商会のメンバーが集まってきた

これまで自分が所属していた頃でも
こんなに集まった事はない

それが嬉しい事だと思った

その日は陽が沈むまで彼らと会話を楽しんだ

今になって思う 自分は走りすぎていたのではないかと
たまにはこうしてゆっくり街に腰を据え
他愛の無い会話に花を咲かせるのも良いものだ


---次の日、出航準備を整えながら


船員達はセイルの交換を行っている
物資の調達は完了した 後は船がご機嫌になる様に化粧をしてやるだけだ

マストの修繕を行っていた邑雲にふと声をかける
「邑雲、何故風は吹いていると思う?」

急に妙な質問をされ、邑雲は驚いた顔をして振り向く
「ん?何故と言われてもなぁ・・・急に救いになったり命取りになったり・・・神様の気まぐれかねぇ・・・」

「そうか。・・・偶然としても良い風が吹くと気分が良いものだな」

「何言ってんだ?船長・・・」
邑雲は首を傾げながらも 視線を手元に戻した

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